R1年5月17日(金)、第２回介護支援専門員資質向上連絡会を開催しました。

新庄市地域包括支援センターでは、毎月第３金曜日に、介護支援専門員（ケアマネジャー）自身の心身の健康づくりを目的としたケアマネカフェや、資質向上を目的とした勉強会を開催しています。第２回目となる今回は『リスク感性を高めよう！介護現場での危険予知トレーニング(KYT)について』をテーマに、毎月の連絡会にも参加頂いている新庄市在宅医療・介護連携推進員の渡辺千代子氏よりご講話頂きました。既にKYTを取り入れている事業所もありましたが、初めて聞いた・実施したという方がほとんどで、「楽しく学ぶことができ、充実した時間になった」という意見が多く聞かれました。グループワークでは、１枚のイラストから考えられる現実的・非現実的なリスクをグループでたくさん出し合ってもらい、その中からどれか１つにテーマを絞って各グループで出来る対策を考え、発表してもらいました。発表の仕方もちょっと変わっており、車掌さんが安全確認する時のイメージで指差ししながらグループの行動目標を唱和、ヨシ！としめくくります。唱和だけでなく指差し呼称することで集中力が増し、よりヒューマンエラーを防ぐ効果があります。施設等の現場はもちろん、ケアプランを作成する上でもこの危険予知トレーニング(KYT)は重要です。定期的なトレーニングは視野を広げ、事故発生を未然に防ぐことへと繋がります。今回習得した内容を是非事業所に持ち帰って頂き、スキルアップツールの１つとしてご活用頂きたいです。

　次回6月14日（金）13:30～の第３回介護支援専門員資質向上連絡会【ケアマネカフェ】は、最上消費者センターより出前講座頂き、防犯についてお話を伺う予定です。みなさんのご参加お待ちしております♪♪